防府市青少年科学館ソラール

solar telescope

太陽望遠鏡

ソラールのシンボルである太陽望遠鏡についてのページです。
太陽望遠鏡

太陽望遠鏡

太陽望遠鏡とは

6連装太陽望遠鏡には、150mm・105mm・72mmが各2本、合計6本の望遠鏡が装備され、太陽の黒点やフレア、粒状斑(粒状の模様)・プロミネンスなどを常時捉えるこができ、肉眼では見ることのできないダイナミックな太陽の姿を観察することができます。
105mmと72mmの望遠鏡にはCCDカメラが取り付けられてあり、館内のモニターテレビでもリアルタイムで太陽を観察することができます。

太陽望遠鏡

6連装太陽望遠鏡

ソラールの太陽望遠鏡は対物レンズでできた像を接眼レンズで拡大して見る「屈折望遠鏡」です。
太陽は、他の恒星に比べて地球の近くにあるのでその光は大変強力です。望遠鏡で入ってくる光を減光フィルターで弱めて観察します。

白色光用口径150mm
焦点距離1800mm/F12
白色拡大像用・CCDカメラ装着口径105mm
焦点距離1000mm/F9.5
白色全体像用・CCDカメラ装着口径72mm
焦点距離500mm/F6.7
Hα光用口径150mm
焦点距離1800mm/F12
Hα拡大像用・CCDカメラ装着口径105mm
焦点距離1000mm/F9.5
Hα全体像用・CCDカメラ装着口径72mm
焦点距離500mm/F6.7

太陽望遠鏡の
公開ガイドツアー

太陽望遠鏡

ソラールの6連装太陽望遠鏡で、迫力のある太陽像を見てみませんか。

また、太陽望遠鏡の映像は館内のモニタ上でもリアルタイムで上映しています。
なお、曇天・雨天時は最近の太陽活動の様子を解説いたします。ご了承ください。(太陽に関する別画像を常時モニタで上映しています)

 

公開日指定公開日
時間

10:00~、10:30~、11:00~、11:30~、13:00~

13:30~、14:00~、14:30~、15:00~

定員各7人(先着順)
所要時間20分
  • 上記の時間は季節により変更します。ご注意ください。
  • 予告なく時間の変更及び中止となることがあります。ご了承ください。
  • 雨天及び曇天の日は最近の太陽活動の様子を解説いたします。

どんな太陽が見えるかな?

太陽は、はるか1億5千万キロメートルかなたから、私たちの地球に光と熱を送り続けています。
地球上の生きものは、すべて太陽の恵みで生きています。
太陽は、生命のみなもとの星です。
ソラールの太陽望遠鏡は、太陽で起こるさまざまな現象を観察することができます。

太陽黒点

太陽面の現象の中で、よく知られているのは黒点です。
黒点は、太陽の表面にあらわれる黒く見える部分で、実際に黒い色をしているのではなく周りの温度(表面の温度約6000℃)に比べて温度が低いため(黒点の湿度約4000℃)暗く見えます。1日で消える黒点もあれば、数カ月続く黒点もあり、数日間観察すると、日々形を変えながら太陽の自転にともなって移動していくことがわかります。
また、太陽の活動が活発になると黒点の数も増えます。

黒点は、黒い色の濃い部分(暗部)と、その周りの少し明るい部分(半暗部)とで成り立っています。

プロミネンス

太陽は、核融合反応という水素の原子が4つ合体するときのエネルギーで光っています。望遠鏡に特殊なフィルターをつけると、太陽の水素原子の出す光だけを取り出すことができます。
この光で太陽をのぞくと、プロミネンスを観察することができます。
プロミネンスは太陽の表面から爆発的にガスが吹き上げる現象です。太陽の縁に見えるときは、燃え上がる炎のように見えます。
また、それが太陽の自転とともに、表面に回ってくると細長い黒い筋のように見えるためダークフィラメントと呼ばれます。

プロミネンスの形は大きさはさまざまです。

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